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2019.03

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

  • ブーツ交換
  • 足回り系
ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

今回はVWパサート ヴァリアントです。点検時にブーツの切れとグリス漏れが確認されたため、『ドライブシャフトブーツ交換』をしていきます。

ドライブシャフトは、動力をホイールに伝えるためのものです。ドライブシャフトとホイールの間にはジョイントがあり、そのジョイントのおかげでタイヤの動きに合わせて動力を伝え続けることができます。
ドライブシャフトは、動力を伝えながらも地面からの衝撃を受けるため、ダメージを受けやすいパーツです。

今回劣化が見られたドライブシャフトブーツは、そのジョイント部を覆う部品です。ジョイント部は、ベアリングが用いられていて、その動きを潤滑にするためにブーツ内にグリスが入れられています。
走行時には地面に近い分、砂利などの異物に触れやすい状態となっているため、ブーツでジョイント部を保護しているのです。

仮にブーツ切れを放置して乗り続けた場合、グリスが漏れでることでベアリングを潤滑できずにジョイント部が激しい摩擦で損傷してしまいます。また、切れた箇所から砂利などの異物が入り込むと、さらに損傷が激しくなる可能性があります。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

今回は、点検時にブーツ切れが見つかりましたので交換していきます。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

ドライブシャフトを外すにあたっては、足回りのナックルに連結されているためセンターボルトを外し、ナックルとドライブシャフトを分離する必要があります。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

最初の画像ではブーツが破れている様子が確認できましたが、取り外してみると中のグリスが漏れ出てきました。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

ブーツ交換時には、ブーツとグリス、Cリングとブーツを留めるバンド(金属製)を交換していきます。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

汚れたグリスを綺麗に落としました。新しいブーツを入れるために、ベアリング部分を一旦取り外します。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

新しいブーツをセットし、新しいグリスを入れます。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

あとはブーツバンドで、緩むことが無いようしっかりかしめます。ここで手を抜いてしまうと、バンドが緩んでブーツが外れてしまう可能性があるのでしっかりと施工します。

ドライブシャフトブーツ交換 <VWパサート ヴァリアント>

ブーツ交換が完了したら、元の位置に戻してボルト留めしていきます。
エアインパクトで仮締め後に、人力で増し締めをします。
増し締めをしたら締付位置に印をします。この印は、増し締めをしたことの確認の意味をもつと同時に、緩みが起こってしまった時に分かるようするためのものです。
全ての作業が完了したら走行テストを行って、異常がないことを確認して終了です!