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修理の紹介−輸入車メンテナンスー

2019.4

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

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ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

今回は、メルセデス・ベンツC180です。

点検時にミッションのオイルパンにオイル漏れの跡が見られたのでオイル漏れの修理をしていきます。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

車両をリフトで上げて下から見てみると、ミッションのオイルパンにオイルが雫になっています。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

漏れ箇所を確認するためオイルパンを多方向から確認したところ、ちょうどガスケットを境にオイルが漏れた跡がありました。
ガスケットよりも上にはオイル漏れの形跡はありませんので、ほぼ間違いなくガスケットの劣化によるオイル漏れだと思われます。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

ミッションのオイルパンを取り外すため、中に入っているATFを抜き取ります。
その際、抜き取ったオイルに鉄片などが無いかも確認しておきます。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

オイルが抜き取れたらオイルパンを洗浄していきます。
オイルパンの中には永久磁石が入っており、機械の摩擦で生まれた鉄粉を集めています。
あまりにも鉄粉でびっしりになってしまうと、鉄粉を取り切れなくなってしまうので、この機会に綺麗にしておきます。

みなさんも磁石を使って砂場などで砂鉄をとった経験があると思いますが、一度ついた砂鉄はなかなか取れませんよね。。。
パーツクリーナーで吹き飛ばし、最後はウエスで残った鉄粉をぬぐい取っておきます。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

オイルパンも綺麗に洗浄し、新しいガスケットを取り付けます。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

ガスケットを取り付けたオイルパンを車体に取り付けます。
オイルパンが綺麗になりましたね。
下手にオイル漏れ跡を残してしまうと、今後の点検時にまたオイル漏れを疑うことになってしまいます。
お客様のご不安に繋がってしまうことなので、こういうひと手間が大切です。

ミッションのオイルパンよりオイル漏れ <メルセデス・ベンツ C180>

リフトを下ろし、エンジンルームから純正ATFを入れていきます。
ATFにも適量があります。
エンジンオイルであれば、大体レベルゲージが刺さっていますが、ベンツのATFの場合は専用工具(SST)を使用して規定量を確認します。
計測するには、25℃と80℃の時のオイルの量を測ります。
アイドリング状態で診断機をつなぎ、温度を確認しながら25℃と80℃の時にエンジンを止め、オイル挿入口から特殊工具を入れて確認します。
専用工具は、エンジンオイルのレベルゲージと同じ要領で規定量を確認できる仕組みになっています。

規定量のATFを充填できたら、走行テストをします。
作業前に比べて、変速時のショックも改善されて乗り心地が良くなりました。
走行テストで確認を終えたら全ての作業が完了です。