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2018.10
ブレーキ負圧ホース交換

今回は、VWパサート ヴァリアントです。作業内容は『ブレーキ負圧ホースの交換』です。

最初に部品の新旧の比較です。
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どこがダメになってしまったのかというと、本来この状態のものが・・・
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パックリと割れてしまっていました。
このホース内は、真空状態になって初めて役目を果たすものです。
そのため、上の写真の状態では真空状態を保つことができずに不具合が起きるようになってしまいます。
症状でいうと、ブレーキの効きが悪くなる、エンジンのアイドリングが悪くなる、などです。
なぜブレーキのホースなのにエンジンのアイドリングに影響するのかというと、今回交換するホースは、ブレーキのマスターバックとエンジンをつなぐように取り付けられており、エンジンはこの負圧も利用して機能しているからです。
フォルクスワーゲンとアウディでは、今回のような症状が多いように思います。
車はいろいろな部品が関連し合って成り立っています。
一つの不具合を放置していると、二次災害へとつながってしまうことが多いので、長く放置せずになるべくお早目に修理の依頼をしてください。