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2019.2
オイル漏れ修理 <アウディ オールロード>

今回は、アウディ オールロードです。作業内容は『オイル漏れ修理』です。
今回は、駐車場の「ちょうど運転席の真下辺り」にオイル漏れの跡が出来ていているということでオイル漏れ修理のご依頼をいただきました。
エンジンルーム直下のオイル漏れよりも、シート下などどこからのオイル漏れなのか予測がしづらい場合にはお客様のご不安も大きいようです。

車をリフトアップしてオイル漏れの原因を探ると、センターデフのオイルシールからのオイル漏れを確認できました。 アクセスするために、マフラーを半下ろしにします。

半下ろしにしたマフラーをミッションジャッキに乗せておき、脱落防止のためにチェーンで縛っておきます。

マフラーで隠れていた遮熱板やカバーを見ると、オイル汚れがたくさん付いています。

カバーを外し、プロペラシャフトを抜いたところです。

オイルシールの取付てある部品を外して、オイルシールの劣化具合を確認します。 黄色の矢印の部分を見ると、オイルシールの内側が波打って歪んでいるのがわかりますでしょうか?

オイルシールを打ち替えていきます。 オイルシールは均等に力を加えて打ち込まなければいけません。 斜めに入ってしまうと、オイル漏れの原因となってしまいますし、一度失敗してしまうとほぼやり直し不可能となってしまいます。

新しいシールが打ち込めました。 あとは、逆の手順で組付けをして、オイルで汚れた部分の洗浄して作業完了です。 オイルシールの交換後はオイル漏れも無くなりましたので、また安心してお車にお乗りいただけます。