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2018.11
オイルシール交換<ミッションR側> アウディA4
- オイル漏れ
- 整備

今回は、アウディA4の修理です。修理内容は『オイルシールの交換』です。
4WDやFRなど、後輪が駆動する車の定番修理。オイルシールの劣化によるギヤオイル漏れです。
車体の前方にあるミッションから動力を後輪に伝えるための、部品の結合部分にあるオイルシールですが、一部ゴムパッキンを使用しているためどうしても劣化が起きてしまいます。
今回のオイル漏れは、点検で車体の下周りを診ていたときに気付いたものです。

ほんの一滴程のオイルですが、茶褐色のオイルがチョコンと垂れそうになっているのが見えますでしょうか。。。
この写真は車体の真下から見たもので、オイルの雫が出来ているところは、ちょうど車体の中央辺りです。
変速装置であるミッションから、動力を後輪に伝えるためのプロペラシャフトという部品へ動力が伝えられます。
ミッションの中にはギヤオイルが入っており、プロペラシャフトとの結合部から漏れない(せき止める)ようにオイルシールでフタをしています。
そこで、オイルシールのゴムパッキンが劣化してしまっていると、オイルシールの隙間からジワジワとオイルが漏れてしまうのです。

マフラーの熱からパーツを守る遮熱板などを取り外していくと、目的の「オイルシール」が見えてきました。
分かりづらいかもしれませんが、輪っか状の黒い部品が埋め込まれています。
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新品のオイルシールは画像のものです。金属とゴムパッキンの組み合わせで作られているものです。このオイルシールを新品に交換し、新しいオイルシールに取り付ければ作業完了です。